羽生畢業論文節錄 - 羽生結弦 花式滑冰

https://news.yahoo.co.jp/articles/ea098bb4fc4993445f283cbe4d173572bac2e66b

稚拙と7回指摘 羽生結弦が卒論で見せた判定悪用選手への怒り
用了七次拙劣 羽生結弦在畢業論文中對規避判定選手發出的怒吼

「北京五輪のことは僕はまだ考えられません。願わくばまずは東京五輪が開催できる現
実のものになれば。まずはそれを願っています」

16日に行われた国別対抗選手権のフリープログラム後にこう語ったのは羽生結弦（26）
。羽生は3連覇が期待される22年の北京五輪については言及を避け、目前に迫る東京五
輪の成功を願っていた。

"我還沒有考慮北京奧運的事，要說願望的話目前只希望東京奧運能順利舉辦。"

そんななか、羽生には“フィギュア界への願い”もあった。それは採点制度の改善だ。

昨年、早稲田大学人間科学部通信教育課程を約7年かけて卒業した羽生。在学中、研究
者として打ち込んだのが、モーションキャプチャを活用し、フィギュアの動きをデジタ
ルデータ化すること。

ゼミの担当教員で、卒業論文も指導した早稲田大学人間科学部人間情報科学科の西村昭
治教授は、羽生が研究によって目指す“目標”について本誌でこう語っている。

除此之外，羽生對花滑界的願望就是評分制度的改善。
去年從花了七年時間的早稻田大學人間科學部通信教育課程畢業，在學期間投入
動態捕捉技術的活用研究，希望能將花滑的動作數位化。

研究小組的負責教師，同時指導羽生論文的西村昭治教授，針對羽生的研究目標接受
了雜誌訪問。

《曖昧な部分もあるフィギュアの採点をAIを使ってクリアにする。この研究を続けてい
けば大がかりな装置も必要なく、普通のテレビカメラでもなんとかなるという可能性を
示してくれました。これは本当にフィギュアスケートの歴史を変えるような研究になる
のではないかと思います》（’20年12月1日・8日号）

使用AI技術讓花滑評分中曖昧的部分變得明確，持續研究的話這部分不需要大型
裝置，只要普通的數位相機就證明了可以改善的可能性。這或許真的是可以改變花滑歷史
的研究。

そして本誌は今回、羽生が同学部の学術誌に特別寄稿するにあたり加筆・修正した卒論
を独自で入手。論文で羽生は現状のフィギュア界の採点制度への疑念をこう綴っている
。

這次雜誌取得羽生發表在大學學術誌裡的修正版論文，內文裡有羽生對花滑界
現行評分制度的疑問。

《全ての選手の全ての要素に対して、ガイドラインに沿った評価ができるのだろうか。
（中略）特にジャンプの離氷時の評価は非常に曖昧で、審判員の裁量に完全に委ねられ
ているように感じる。実際に、インタビュー等で審判員の判断に苦言を呈している選手
もいる》

<按理說應該對所有選手的全部構成都能夠依照評分標準進行評價(中略)
特別是跳躍離冰時的判定非常曖昧，完全依靠裁判心證的感覺，實際上也有選手在受訪
時對裁判的判定發表怨言。>

羽生の怒りはそんな判定制度を“悪用”する選手やコーチにも向けられていた。

■「これは正しい技術ではなく、稚拙なジャンプ」

羽生針對"惡用"這樣的裁判制度的選手和教練發出了怒意
"這樣不是正確的技術，只是拙劣的跳躍。"

「論文でモーションキャプチャの精度を検証するため、羽生さんは自らを実験台に、ア
イスリンクで1回転ループや3回転半など6種類のジャンプを跳び、そのデータを測定。
検証は見事成功し、論文でも『これは極めて優良なデータになったのではないかと感じ
る』と結果に自信をかせていたそうです」（大学関係者）

為了在論文中驗證動態捕捉技術的精確度，羽生以自己做實驗品，在冰場上
跳了1 loop到3周半等六種跳躍，測定數據，成功完成驗證。論文裡也相當自信提到"
感覺這能成為優良數據資料"。

しかし、ループジャンプの検証ではこう綴っている。

《ループジャンプは右足で遠心力を利用しながらジャンプするが、飛び上がるまでに遅
い、つまり、離氷せずに回転数を稼いでから離氷するようなジャンプを行うスケーター
らがいる。これは正しい技術ではなく、稚拙なジャンプであるが、これを現ジャッジン
グシステムでは減点対象であると明記してあるのにもかかわらず、離氷を判定する基準
がないため、これの適用がうまくできずにいた》

不過對於loop的驗證，論文中提到
<loop 跳躍是右腳利用離心力展開的跳躍，到離冰為止的時間略長，有部分選手會利用
離冰前的時間一邊迴轉賺圈數一邊離冰。這樣不是正確的技術，只是拙劣的跳躍，而在
目前的規則中雖然明記這是扣分對象，但因為沒有離冰的判定基準，所以無法順利適用
這條規則。>

また、こうも綴っている。

《現審判員は1方向からしか見ることができないという物理的な制限があり、プログラ
ムの振付師やスケーターのコーチによっては審判員の死角になるようにフリップジャン
プ、ルッツジャンプを配置している》

<現在裁判只看著一個方向所以有著物理上的限制，部分編舞師或選手教練也會
選擇在裁判的死角進行flip 和lutz跳躍。>

採点制度の穴を利用した選手やコーチを「稚拙」と一刀両断した羽生。この言葉は論文
中、7回も繰り返されていることからも、羽生の怒りの強さがうかがい知れる。

在這篇論文中，羽生一共用了七次"拙劣"的用詞，批評利用評分制度缺陷的
選手和教練。

フィギュアスケート評論家の佐野稔さんは羽生が指摘する“稚拙なジャンプ”をこう解
説する。

「いちばんわかりやすいのがアクセル。氷上で前向きにある程度回転してから跳ぶので
すが、羽生選手は16分の1ほど。しかし、ひどい人は氷上で4分の1回転してから跳んで
います。跳ぶ前の回転においては明確な減点のルールがないのです」

佐野棯也同意羽生說法，
"最容易分辨的就是axel，在冰上面向前完成一定迴轉後跳起，羽生大概轉16分之1，
但是差勁的人會在冰上轉到4分之1後才跳起，在跳起前的迴轉並沒有明確的扣分規則。"


■「技術的な判定は完全にできる」

’84年のサラエボ冬季五輪に出場し、現在は日本スケート連盟のナショナル審判員も務
める元フィギュアスケート選手の小川勝さんも羽生の“告発”に理解を示す。

「羽生選手の演技は回転も完璧ですが、そうじゃない選手が大勢いるということ。回転
不足の判定問題は、厳格なルールがなく、それを見抜けていない審判も多すぎます。グ
レーゾーンのジャンプをしている選手が多いのも事実です」

小川勝裁判表示
"羽生的演技和迴轉都很完美，其他達不到這種程度的選手相當多，迴轉不足的判定上
沒有嚴格的規則，無法正確判定的裁判也太多，事實上的確很多選手的跳躍都存在灰色
地帶。"

最大の目標である4回転半ジャンプ成功に向けて、試行錯誤を続けている羽生。今回の
国別対抗選手権では挑戦しなかったが、その理由については「僕の気持ち優先よりも、
みんなの力になれる演技をしたい」と語っていた。

しかし、あるフィギュア関係者はそこにも採点への懸念が影響している、と推測する。

「4回転半はまだ試合で誰も成功したことのない大技。仮に成功しても、“現状の採点
制度ではきちんと評価されないのでは”という思いもあるのだと思います」

果たして、羽生が目指す採点改革が実現する日は来るのか。佐野さんは芸術性の評価な
どの難しさを指摘しつつもこう語る。

「今のテクニカルの部分をAIで正確にフェアに判定し、それをもとに人間が出来栄え点
と構成点をジャッジすれば伝統も残ります」

或許因為無法相信現行的評分制度可以對自己最大的4周半目標做出正確評價，
所以羽生才放棄了在國別對抗賽中加入4周半。

羽生は論文終盤で改革の実現に向けて、こう訴えている。

《一人のジャンプだけではできないかもしれないが、ISUなどの機関が有力な国の連盟
に強化選手を使って、少しずつデータをとることを義務付けしてAIを作ったらジャンプ
に関してだけではなく、ステップやスピンなどの技術的な判定は完全にできるように感
じた。（中略）フィギュアスケートにおいてこのモーションキャプチャーは極めて有用
であると考える》

羽生在論文最後針對改革的實現，這麼陳述
<只靠一個人的跳躍或許無法改變什麼，如果ISU之類的機關促使強勢國家協會的強化
選手，賦予他們一點一點從跳躍開始，到步伐和旋轉等的技術都一一數位化，完成
AI資料庫的義務後，一定能夠完全鑑別這些技術上的判定。(中略)個人認為動態捕捉
技術對花滑來說是相當有效的手段。>

羽生の“悲痛の叫び”がフィギュア界の公正な採点につながる日が来ることを願うばか
りだ──。

---
在日本雅虎上看到文章，因為有提到羽生論文的內文就大概翻譯了一下，
雖然不知道有誰會願意幫他引進系統...(額...看那些人= =)

但好希望羽生的夢想可以實現。


--
從長久以來居住的街道上重新出發
即使方向不同也無妨
把愛和夢想及希望 盡可能的塞滿口袋之後
緊握著單程車票

--