松坂的球被讀出來了 - 美國職棒

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松坂の球は読まれていた
６回途中６失点ＫＯの屈辱劇
2007年05月31日
（カルロス山崎）

維尼的球被讀出來了　六回合中失6分被KO的屈辱劇


試合の敗因はコントロールの良さ

比賽的敗因是控球的良好與否


　メジャートップタイとなる８勝目をかけて、
インディアンス戦に臨んだ松坂大輔は初回、
連打と死球でいきなり１死満塁のピンチを迎える。
しかし、ニクソンを併殺打に打ち取って無失点。２回以降はリズムに乗るかに見えた。
なぜなら、ほとんどの球種が低めにコントロールされ、
３ボールになっても四球になりそうな雰囲気を感じられなかったからだ。
しかし、結局はこの試合の敗因はそのコントロールの良さに潜んでいたようだ。

目標是大聯盟第一的8勝，面對印第安人迎接一出局滿壘的狀況。
但是，將尼庫索（假名譯）打出雙殺打而沒有失分。
第二回以後的節奏可以看得出來。
結果，這場比賽的敗因就是潛藏的控球良度。


「序盤からコントロールが、すべての球種で甘かった。
試合の中で修正しようと投げていましたけど、
最後までうまくいかないまま終わってしまいました」

「從序盤開始控球上，全部的球種都很甜。
　雖然在比賽中有修正投球，直到最後都不能順利，就這樣結束了。」（懊悔語氣）


　１０６球中７３球がストライク。ストライク率６９パーセントは、
開幕から１０試合目までの平均値６５パーセントを上回る数字だが、
「カウントを取るためのボールもほとんどが甘い球。
あれだけまとまっていればバッターは打ちやすいですし、
逆に荒れていた方がバッターは打ちにくいと思います」と松坂が振り返ったように、
相手打線は狙いすましたかのように外角の球に対応してきた。

106球中有73球都是直球。直球率有69%，比從開幕戰以來10場比賽的平均值65%
要更多，
「好壞球數的球大部份也是甜的球。
　因為打者的目標如果是等待甜的球，就容易打出去，
　我想反過來用狂暴的（荒れていた方）
　方式讓打者變得難以打出去。」
對手打線的攻擊都能夠對應外角球來攻擊。

松坂から２安打を放ったバーフィールド

從維尼那打出兩支安打的帕菲爾德

　松坂から２安打を放った８番打者ジョシュ・バーフィールド
(元巨人のジェシー・バーフィールドの息子＝右打者)は試合後、
シャワーで汗を流す前にこう話してくれた。

帕飛爾德比賽後流著汗沖澡說話。

「初めての対戦だったけど、積極的に攻めていくことを心掛けた。
彼は評判通り、いろんな球種を持っていて、ストライクをどんどん取ってきた。
(第１打席の)最初の(ライト前)ヒットは、逆方向にうまく打つことができた。
２本目のヒットは、チェンジアップがちょっとだけ高かったんじゃないかな。
うまく左方向に運ぶことができたけど、彼はタフなピッチャーという印象だよ」

「因為是第一次對戰，我一心要積極進攻。他有各式各樣的球種，
我能夠對付連續不斷的直球。
最初那次打擊，能夠順利打到反方向。第二次的打擊，變速球有點不高吶。
我能夠順利地打到左邊方向，對他留下了難纏投手的印象唷。」

ハフナーの一打が「一番悔やまれる失点」

哈夫納打出去的一擊是「最最後悔的失分」

　松坂はインディアンス打線の３巡目で、６安打を許し、
最後は１番打者グレディー・サイズモアの４度目の打席で２点本塁打を浴びて降板。
テリー・フランコーナ監督にボールを手渡した。松坂いわく、
ポイントとなったのは５回、強打者トラビス・ハフナーに許した左中間への同点二塁打
だったという。

（略）

「序盤は相手バッターも打ち損じてくれたり助けてもらいましたけど、
(インディアンスは)やはり(アメリカンリーグ中地区)首位を走るチームですし、
あの程度のボールと、あの程度のコントロールでは２巡目以降は厳しいのは分かってい
ましたし、悔しいですね。
あの５回の２点目、あそこを抑えていれば何とかなったんじゃないか。
僕の中では一番悔やまれる失点です」

「序盤的對手帕塔（假名譯）也被打擊出去，這雖然有幫助，但是
　印第安人果然是美聯中區第一名的隊伍，對於那種程度的球、
　那種程度的控球只要遇過兩次就會了解了，因為這樣我很後悔。
　在那場比賽的兩分，如果在那裡能夠壓制住的話，也許就不會這樣了。
　那是在我心中最最後悔的失分。」

　５回、内野ゴロの間に１点を返されて、なお２死二塁の場面。
松坂はハフナーに対して３球続けてストレートを投じ、
２ストライク１ボールと追い込んだ後、
勝負球のスプリッター（フォーク）を見逃されると、次の勝負球、
外角低めのスライダーを左中間に運ばれた。

（略）


対戦前にＤＶＤで松坂をチェック

比賽前對手會check維尼的DVD


　松坂はハフナーとの対戦について、
「もう少し工夫ができたのではないかというのが頭の中にありますね」
と悔しさをあらわにしたが、
松坂から２安打を放ったハフナーはどう見ていたのか。

關於維尼和哈夫納的對決，
「可以再多想點辦法卻沒有做到，這想法一直在我腦中」
他表示後悔。
從他那裡打出去兩安打的哈夫納怎麼想呢？


「彼はどの球種でも、ストライクが取れる素晴らしいピッチャーだよ。
打球を前に飛ばすこと、
強いラインドライブを打つことができればなおさらいいといったアプローチで臨んだ。
対戦前にＤＶＤで松坂を見たか？　もちろんだ。
どのピッチャーのときもそうなんだけど、大体、
最後の登板試合をチェックすることが多い。
ＤＶＤを見た感じでは、彼はそれほど多くの配球パターンを持っていなかったんだが、
実際にはそれとは違った印象を持ったよ」

「即使他有多種球種，仍是直球投得很棒的投手唷。
如果能打到他強勁的直球，是要做一些修正。
在比賽前有沒有看dvd？當然有。
不管哪一個投手，大致上多會在最後的登板比賽中check。
在dvd中我感覺到他的配球模式並不多，實際上他卻顛覆了我的印象。」


２ストライクからの勝負球は変化球!?

從兩個直球以後的勝負球是變化球？

　ハフナーも、バーフィールドも
もちろん攻略法や対策について詳しく話さなかった。
しかし、彼らは松坂から２本ずつヒットを記録した。
どれも、２ストライクからの勝負球で、
そのうち３本はスプリッター、チェンジアップ、スライダーという変化球だった。
インディアンス打線は、「２ストライクからの勝負球は変化球」
とヤマを張っていたのだろうか。そう思える要素が２つある。

哈夫納和巴飛爾德當然都說明了對維尼的詳細攻略法和對策。
但是，他們對維尼有兩次打擊出去的記錄。
不管是哪一個，從兩個直球開始的勝負球，
第三個是spliter、變速球、slider這些變化球。
印第安人打線認為「從兩個直球開始的決勝負球是變化球。」
會這樣想的要素有兩個。

　１つは松坂が許した１２安打のうち、ストレート系は半分ほどで、
そのほとんどが振り遅れたようなスイング。
しかも、逆方向へのヒットだったこと。
もう一つは松坂自身が、
「もう少しストレートを多めに使っても良かったかもしれない」
と試合を振り返ったことだ。

一個原因是，維尼在被12安打後有一半是直球，而打者揮棒較慢。
然後，就打出反方向的打擊。
還有一個是維尼自己，
他回憶比賽，認為
「如果再多用一點直球，也許會比較好也說不定。」

　次のインディアンス戦は、７月２３日（現地時間）からの４連戦で、
場所はクリーブランドになる。そのとき、松坂大輔は勝負球に何を選ぶのか──。

下次對印第安人戰是7/23後的四連戰，到時候，維尼的勝負球
會選哪一種呢？


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